自立支援のための介護に関する知識・情報をお伝えいたします。

認知症のケア

暴力行為への対応①

介護拒否からエスカレート

pose_shock_ojiisan何らかの理由で介護を拒否する人がいた場合に、介護者が何とかなだめすかしたり、多少強引に介護したりしようとすると暴力に発展することがあります。そのような場合は、無理に介護しようとせず、一旦介護を止めて本人が落ち着くのを待った方が良いでしょう。状況認知ができていないのか、それとも不適切な対応等で本人が感情的になっているのかといった原因を考え、その原因に合わせた対応をおこなう必要があります。

状況認知はできているか

介護拒否から発展する暴力が典型的ですが、状況認知ができていない可能性があれば、基本ケアを確実におこなう必要があります。これは介護拒否の場合の対応と同じです。水分、栄養、排泄、運動といった基本ケアができていて、体調不調の可能性が低いようであれば、他の原因を探りましょう。

対応は適切か

介護されている人は介護されているという事自体に対して、ストレスや負い目、被害感情といったマイナスの意識を抱きがちです。元々プライドが高い人ならその傾ganko_oyaji向は強くなると思われます。そのような状況で、介護者が強い指示や抑制的な言動、嘲笑や子ども扱いといった不適切な対応をすると、感情的になって暴力につながる可能性があります。介護者がこのような言動をとっていないか確認し、心当たりがあれば改善することで、暴力も改善する可能性があります。特に介護者によって本人の反応が異なるようなケースでは不適切な対応が原因であることが多いようです。

-認知症のケア

関連記事

活動性の向上

廃用性認知症  寝たきりや閉じこもりのような活動性が低い生活や、毎日誰とも会話しないなど人 …

介護拒否への対応①

介護拒否の原因  介護しようとすると嫌がったり少し強引に介護しようとすると暴力を振るったり …

症状別ケアを考える

パニックにならないために 認知症の症状のうち、特にBPSDが現れると介護する側の負担は格段 …

暴力行為への対応②

一時的に避難が最優先 暴力行為で介護者がケガをするような事態は避けなければなりません。その …

介護拒否への対応②

不適切な接し方で感情的に  介護されている高齢者の多くは、介護されなければならない自分を認 …