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認知症のケア

症状別ケアを考える

パニックにならないために

kaigo_dukare認知症の症状のうち、特にBPSDが現れると介護する側の負担は格段に大きくなります。症状に振り回されパニックになってしまう介護者もいます。そのようなことにならないためには、BPSDが現れる原因を知っておくことと、症状が現れた時には最善の対応(ケア)方法を知っておくことが必要です。

原因を考える

BPSDが現れる原因は、①体調不調、②環境の変化や分かりにくい環境、③介護者を含む周囲の不適切な接し方、④活動性の低い生活、⑤薬の影響の5obaasan_thinkつが考えられます。これらが原因となって、本人が周囲の状況を正しく認知できていないことから、さまざまな言動(症状)が現れる場合があります。また周囲の状況を正しく認知できていても、周囲の対応を不適切だと、同じく粗暴な言動などが現れることもあります。BPSDの全ての症状はこれらの原因が単独で、あるいは複合的に関係している可能性があります。

正しい対応(ケア)を考える

BPSDが現れた時、適切な対応(ケア)をしなければ、症状の悪化など状況がさらに悪い方向に進んでしまう場合があります。そうならないためには症状が現れた時の適切な対応方法を知っておく必要があります。適切な対応とは原因に合わせた対応ということです。体調不調が原因であるにもかかわらず、言葉かけだけで解決しようとしてもなかなかうまくいかないでしょう。そのため、適切な対応とは原因を突き止め、その原因を取り除くこと、少なくとも改善することだということができます。

 

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