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認知症の基礎知識

アルツハイマー型認知症と介護

 アルツハイマー型認知症は、レビー小体型認知症や前頭側頭型認知症のような特異な症状はなく、一般的な認知症の症状と考えられる中核症状とBPSDへの対応が中心となります。

中核症状への対応

 obaasan_woman_tasukeai物忘れや見当識障害、判断力の低下などに対しては、感情的にならずに粘り強く対応することで生活上の支障をカバーすることができます。
 物忘れをしても怒らず、じっくり話を聞くなどのコミュニケーションの基本を実践する、道に迷う危険性があるので一緒に外出するなどです。
(⇒ 認知症高齢者とのコミュニケーション
 家族だけで難しい場合はホームヘルパーやデイサービスを積極的に活用しましょう。最近では見当識障害の進行を遅らせるためにリアリティ・オリエンテーション等の手法を導入している事業所もあります。

BPSDへの対応

 BPSDは脳神経の変化が原因ではなく、それ以外の原因が主であると考えられます。
 そのため、基本ケアを確実に実践することで予防し、改善することが基本です。基本ケアを徹底している施設等ではBPSDはほとんど現れず、入所時にあった症状も短期間に改善することが報告されています。
 基本的なことを確実に実行することがポイントといえるでしょう。
(⇒ 「基本ケア」で正しく認知するための支援

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