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認知症の基礎知識

認知機能からみた認知症ケア

正しく認知できる支援

 認知症の症状とかかわりが深い認知機能は、感覚機能や記憶や意識レベル、集中力や注意力などに影響を受けます。
 年をとると老化により感覚機能は低下します。また体調が悪い時には集中力や注意力がなくなることもあります。
 同じく睡眠中や寝ぼけているような意識レベルが低い状態では周囲の状況を正しく正しく認知・間違って認知認知することは困難でしょう。
 このように認知機能は認知症という病気そのもの以外の要因に影響を受けることから、認知症ケアの1点目のポイントは、認知機能を低下させるような要因のうち、病気以外の要因を改善することで、正しく認知できることを支援することです。
 正しく認知することが現実に合った言動につながります。反対に現実を正しく認知できないと、現実と合わないチグハグな言動が現れる場合もあるでしょう。
 正しく認知できるための支援とは、具体的には認知機能が低下しないように、体調を整え、活動性を高めることで、これは認知症ケアだけではなく、高齢者介護の基本であり、基本ケアと呼びます。これ以外にはわかりやすい環境整備も含まれるでしょう。
(⇒ 廃用症候群改善には「基本ケア」が不可欠

本人が間違えても適切な対応を

 但し、介護者が基本認知症ケアのポイントケアを中心に正しく認知できる支援をしても、何らかの要因で正しく認知できない場合もでてきます。
 そのような場合でも、適切なコミュニケーション、適切な対応をおこなうことで、それ以上症状が悪化することを防ぐことが必要になります。これが認知症ケアの2番目のポイントということになります。

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