自立支援のための介護に関する知識・情報をお伝えいたします。

介護と技術

口腔ケア② 歯みがき

毎食後に歯みがきを

 hamigaki_obaasan食事をすると口腔内には食べかすが残り、これを放っておくと細菌が増殖します。そうなると誤嚥性肺炎の危険性が高くなるので、基本的には毎食後歯みがきをおこないましょう。
 その際、自分でできる人には自分でやってもらい、その後で介護者が補完的に歯みがきをするようにしましょう。
 マヒなどがあって自分で磨きにくい場合も自助具等を活用して、できるだけ自分でできることを増やすよう工夫しましょう。

姿勢

 歯みがき中に誤嚥しないためには、食事の時と同じく座って顎を少し引いた姿勢をとりましょう。
 介護者が歯みがきする時は顎を引いていると口腔内の観察が難しいかもしれませんが、上から覗き込みながらではなく、介護者が低い姿勢を保っておこなうようにしましょう。

ブラッシング

 job_shikaeisei歯みがき粉は少な目にして、力を入れ過ぎないようにブラッシングします。
 歯周病の原因になるプラークは歯と歯の間や、歯と歯茎の境目に溜まりやすいので、その部位は意識して磨くようにしましょう。
 歯みがきには歯茎のマッサージ効果もあります。少し時間をかけて1~2本ずつ丁寧にブラッシングするのがコツです。

 

義歯の洗浄

 義歯も食後はきちんとブラッシングしましょう。
 義歯には天然の歯より取り除きにくい汚れが付着しやすいと言われているので、歯科医の指示に従って洗浄液等を活用するようにしましょう。

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