自立支援のための介護に関する知識・情報をお伝えいたします。

介護のコミュニケーション

言葉の選択

 高齢者の自信や自尊心に対する配慮として、できるだけ指示的な言い方を避けるということを挙げましたが、特に言葉の選び方についてもう少し具体的に見ていきましょう。

指示的な言葉を避ける

 指示的な言葉はできるだけ避けましょう。
 例えば朝起きた時には「おはようございます、そろそろ起きる時間ですよ。」というより「おはようございます、よく眠れましたか?」、着替えを介助するapron_woman1-2angry (1)時には「自分でできるところまで着替えてください。」というより「このお洋服素敵ですね。これに着替えましょうか。」、食事の際には「頑張ってもっと食べてください。」というより「ゆっくり召し上がってくださいね。」等々、工夫してあまり指示的な言い方にならないよう言葉を選びましょう。

プラス志向の表現

 プラス志向の表現を心がけましょう。
 例えば食事が終わった時に「今日は半分しか食べられませんでしたね。」というより「今日は半分食べられましたね。」というように、マイナス志向ではなくプラス志向の表現を心がけましょう。指示されるよりも、プラスに評価された方がやる気が湧くことも多いものです。

専門用語を避けわかりやすく

 介護の世界では多くの専門用語が使われています。特に職業として介護をおこなっている場合は専門用語の使用には気をつけたいものです。
 ADL、PT、iryou_karute_carteOT、バイタル、経口摂取、常食などなど、素人には理解できない用語もたくさんあります。
 特に利用者や家族と話すときには、できるだけ専門用語を避けてわかりやすい表現を心がけましょう。

-介護のコミュニケーション

関連記事

自信や自尊心に配慮したコミュニケーション

 高齢者は長年の獲得体験に基づいた自信と自尊心を持っています。このことに配慮したコミュニケ …

高齢者の心理的傾向

高齢者の心理的傾向?  高齢者の介護をおこなう時、高齢者とコミュニケーションをはかることは …

不安感や喪失感に配慮したコミュニケーション

 高齢者とのコミュニケーションでは、自信や自尊心に配慮すると同時に、不安感や喪失感にも配慮 …

目や耳の病気とコミュニケーション

 特別な病気や障害がなくても、年とることによって自然に現れる老化(機能の低下)があります。 …

障害がある場合のコミュニケーション

 コミュニケーションに支障がある何らかの障害がある高齢者の場合は、その障害に合わせてコミュ …