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介護のコミュニケーション

自信や自尊心に配慮したコミュニケーション

 高齢者は長年の獲得体験に基づいた自信と自尊心を持っています。このことに配慮したコミュニケーションが必要だと思われます。

適切な呼称を使う

 高齢者に呼びかける、または会話する中でも適切な呼称を使いましょう。以前介護の世界では身内でもない介護者が「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼obaasan_woman_tasukeaiぶことがありましたが、これは適切な呼称とはいえません。
 基本は苗字に「さん」をつけて呼ぶのが一般的です。本人の希望があれば名前に「さん」付けで呼ぶ場合もあります。

指示的な言い方はできるだけ避ける

 一方的な指示よりも相手の主体性を強調して質問形での良い方の方が柔らかく感じられます。
 例えば「立ち上がってください」「着替えてください」と言うより、「立ち上がっていただけますか」「着替えていただけますか」という言い方の方が受け入れやすいと思われます。

親しみと馴れ馴れしさを混同しない

iryou_helper 介護者の中には親しみを込めた言い方をしようとすることで、むしろ馴れ馴れしすぎて雑な印象を与えてしまうことがあります。
 例えば「この間言ったじゃないですかぁ~、忘れちゃったんですか~?」などという言い方です。このような言い方は、介護者が“親しみ”を込めて言っているつもりでも、相手に不快感を与える場合があるので、注意が必要です。

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