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介護のコミュニケーション

目や耳の病気とコミュニケーション

 eye_hakunaisyou_ryokunaisyou特別な病気や障害がなくても、年とることによって自然に現れる老化(機能の低下)があります。
 また、年をとると多くの人に現れる目や耳の病気もあり、これらはコミュニケーション上の障害になることがあります。目や耳の病気は治療することができますし、コミュニケーション上の障害は介護者がすることによって軽減することができます。

 白内障・緑内障

 どちらも目の病気です。
 白内障は目の中の水晶体が濁って視力が低下する病気ですが、多くは老人性白内障といって老化現象のひとつです。 個人差がありますが、物が霞んで見える、明るい所だと眩しくて見えにくい、ぼやけて見える等の症状が現れます。
 緑内障は眼圧が上昇する等が原因で起きる病気で、見えない場所(暗点)が出現する、視野が狭くなる等の症状が現れます。進行を遅らせる点眼薬や手術などで治療することができます。
 日常生活上では、強い紫外線を避け、わかりにくい段差や凸凹等で転倒したり、ぶつかったりしないような環境上の配慮をするなどが考えられます。

老人性難聴

 年をnanchouとって聴力が衰え生活する上で支障をきたすようになると、老人性難聴と呼ばれます。
 高音が聞き取りにくくなり、音によって聴き取りにくい音があったり、早口だと聴き取ることができなかったりということが起こります。
 介護者は、甲高い声ではなく少し低めの音程で、ゆっくり、はっきり喋るといった工夫が必要な場合があります。

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