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介護の基本ケア

栄養ケア④ 低栄養予防のケアⅠ

経口摂取が原則

 食事を口から食べることにはさまざまなメリットがあります。「食事が楽しみ」と言う高齢者は多いのですが、それは口から食べる食事をさしているはずでsyokuji_ojiisan (1)す。
 入院中、確実な栄養摂取のために、経鼻栄養や胃ろうといった経管栄養に移行するケースも多いのですが、一時的に胃ろうになったとしても、どうしても経口摂取が不可能な場合を除き、できるだけ本人にとってメリットが大きい経口摂取に戻すことを検討し実施した方が良いと思われます。

できるだけ常食

 何らかの理由で、常食ではなくお粥を中心とした食事をしている高齢者もいると思います。
 お粥やミキサー食などは常食と比較すると食べやすく、食べる時間も短縮でき、本人も楽に食べられる等のメリットがあると思われますが、常食以外の形態の食事を続けると口腔機能の低下を招くとともに、低栄養に陥る危険性は高くなります。
 そのため、少し食べにくくなったからといって、安易に食べやすい形態の食事に変えるのではなく、できるだけ常食での食事を続けるよう努めましょう。

タンパク質を含む栄養バランスの良い食事

 job_eiyoushi昔は「年を取ったら野菜や魚を中心の食事にして、できるだけ肉は避けるべき」等と言われていましたが、最近の研究では動物性タンパク質(肉や卵、油脂類など)を多く摂取している高齢者の方が、植物性タンパク質が中心の高齢者に比べ、老化の速度が遅く病気になりにくいことが分かってきたそうです。
 また、タンパク質に限らず高齢になると摂取する食品が単一的で偏りがちになり、比較的食べやすい糖分の多い食品が中心になりやすいのですが、「摂取栄養素の多様性とバランス」も大変重要なので、好きな物だけを食べるのではなく少しずつでも幅広い食品を摂取することが必要です。 

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