自立支援のための介護に関する知識・情報をお伝えいたします。

介護の基本ケア

水分ケア① 体内の水分量 年をとると減る

身体の中の水分が低下する  人間の身体には多くの水分が含まれていますが、この水分のことを体内水分量といいます。  体内水分量は、子ども(幼児)の場合は体重の約70%ですが、年を重ねるにつれて減っ... 続きを見る

水分ケア② 体内水分の役割 生命維持に不可欠な水分

 体内水分は生命を維持する上で非常に重要な役割を果たしていますが、主なものを挙げると次のようになります。   血液の働きに関与  血液は、体中に酸素や栄養、ホルモンなどを運ぶとともに、... 続きを見る

水分ケア③ 失われる水分と補う水分

失われる水分  身体の中の水は、血液として体内を循環し、細胞間を行き来したり、内臓や骨を作ったりして、常に動いていると同時に、さまざまな方法で体外に排出されています。  まず、尿や便の排出により... 続きを見る

水分ケア④ 高齢者が脱水症になりやすい原因

 高齢になると、若い頃に比べて脱水症になりやすくなります。その原因は老化によるものと、それ以外のものに分けられます。     老化によるもの ● 口渇中枢機能が鈍くなり、体... 続きを見る

水分ケア⑤ 脱水症の症状

脱水症の症状  脱水症の症状としては、以下のようなものが挙げられます。 ① 唾液分泌量が減少することによる口渇感(口の中が乾いた感覚) ② 微熱  ③ 尿量の減少や便秘  ④ 意識水... 続きを見る

水分ケア⑥ 水分摂取のポイント

 脱水症になるのを予防するためには、適正な水分摂取が欠かせません。  しかし、高齢者には水分摂取の大切さを理解していなかったり、若い頃から意識して水分を摂るという習慣がなかったりする人も多いので、... 続きを見る

栄養ケア① 低栄養について

低栄養とは  低栄養とは栄養失調ともいいますが、エネルギーやタンパク質などの栄養素が、身体が必要とする量に達していない状態をさします。  成人は栄養の摂り過ぎによる肥満に注意が必要といわれること... 続きを見る

栄養ケア② 低栄養の原因

摂取量は1500㎉を目安に  必要なエネルギー摂取量は、年齢や性別などで異なるとともに、どの程度活動的な生活をしているか(どの程度エネルギーを消費しているか)によっても異なりますが、厚生労働省の「日... 続きを見る

栄養ケア③ 低栄養の弊害

 低栄養になるといくつかの深刻な弊害が現れます。 体力と抵抗力の低下  アメリカにおける研究では、低栄養状態は病気の回復を遅らせ、合併症を併発する率や死亡率が高くなるという研究結果があるそうです。... 続きを見る

栄養ケア④ 低栄養予防のケアⅠ

経口摂取が原則  食事を口から食べることにはさまざまなメリットがあります。「食事が楽しみ」と言う高齢者は多いのですが、それは口から食べる食事をさしているはずです。  入院中、確実な栄養摂取のため... 続きを見る

栄養ケア⑤ 低栄養予防のケアⅡ

1日3食が基本   老化の影響もあって一回に食べられる量はあまり多くなくないので、1日3食でないと低栄養のリスクが高まります。そのため、若い頃の食習慣にかかわらず1日3食を基本にしましょう。 ... 続きを見る

排泄ケア① 排便のしくみ

食べてから直腸に至るまで  排泄介助について理解するために排便のしくみについて考えてみましょう。食事をすると食物は食道から胃に進み消化しやすい状態になって十 二指腸から小腸に進みます。小腸を通過... 続きを見る

排泄ケア② 便秘について

便秘の種類  便秘は「器質性便秘」と「機能性便秘」に大別されます。  器質性便秘はがんや腸閉塞等の疾患が原因で、便の流れる通路である消化管(胃、小腸、大腸、肛門)に物理的な障害があることで起きる... 続きを見る

排泄ケア③ 排便のケアⅠ

 便秘を予防し、スムーズに自然排便できるようにするためにはいくつのポイントがあります。 規則的な生活  自然に排便するためには、排便反射が重要な役割を果たしますが、これには朝目覚めて寝ている姿勢か... 続きを見る

排泄ケア④ 排便のケアⅡ

定時排便と排便習慣   毎日の規則的な排便のリズムにより便意が起こりやすくなります。また排便反射は、副交感神経が優位な時に活性化し、交感神経が優位な時には抑制されます。  そのため、ふつう昼間は... 続きを見る

運動① 歩行について

歩行はADLの土台  介護ではADLの自立性を維持し向上するための支援がとても大切なのですが、このADLの土台にあたるのが歩行です。ADLとは日常生活を送る上で必要なさまざまな行為のことですが、歩行... 続きを見る

運動② 歩行の介護

歩行練習が唯一の方法  歩行機能を改善するためには歩行練習が最も効果的な方法です。それは歩行がさまざまな動きの連動で成り立っており、人によってはこの一連の動きを忘れてしまっているからです。  こ... 続きを見る

口腔ケア① 口腔機能について

 自立支援介護では、水分ケアと栄養ケア、排泄ケアと運動という4種類を基本ケアと呼んでいますが、これらを実践するために必要なのが口腔機能を保つことです。  そのため口腔内の衛生状態を保ち、口腔機能を... 続きを見る

口腔ケア② 唾液について

唾液の役割  唾液は口の中(口腔内)の衛生状態を保つ上で大きな役割があります。  口腔内には細菌が数多く存在しています。しかも抵抗力の低下した高齢者は、細菌が増殖し蓄積しやすくなっているといわれ... 続きを見る

口腔ケア③ 誤嚥性肺炎について

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)とは  誤嚥性肺炎とは飲食物や細菌が混じった唾液が誤って気管に入ってしまう誤嚥(ごえん)が原因となって起こる肺炎です。  肺炎は日本人の死因の第3位を占め(年によ... 続きを見る

口腔ケア① 口腔トラブルとチェック

口腔トラブルの原因  口腔内のトラブルにはいくつかの原因が考えられます。高齢者の中に時々見られますが、歯が無いまま放置している、義歯があっても合わないので使っていない、虫歯や歯周病、歯肉炎などがあっ... 続きを見る