自立支援のための介護に関する知識・情報をお伝えいたします。

加齢による変化

内臓機能などの老化

心臓や血管の老化

 血圧は最大(収縮期)・最小(拡張期)血圧の両方が高くなって、高血圧症と診断されることが多くなってきます。body_shinzou_bad人間の臓器は加齢とともに萎縮し重量も減りますが、心臓は動脈硬化などで負担が増して重量が増える(心臓の肥大)ことが多いといわれています。
 長年の食生活で飽和脂肪酸を摂りすぎることで、動脈にコレステロールが溜まって動脈硬化の原因になることもあります。動脈硬化は脳卒中や心筋梗塞などの原因になることがあるので、注意が必要です。(⇒ 慢性心不全について)(⇒ 慢性心不全と介護

 肺機能の老化

 肺の機能も20歳代がピークといわれています。40歳以降、呼吸運動にかかわる肋膜筋や横隔膜の筋力低下や、関節可動性の減少などによって肺活量が減少します。また肺の残気量も増えるので酸素と二酸化炭素の交換能率が低下します。
 また、特に喫煙習慣がある人には、COPD(慢性閉塞性肺疾患)が現れることもあります。(⇒ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)について)(⇒ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)と介護

歯の老化

 歯は抜けやすくなり、歯肉炎や歯周病等が現れやすくなります。唾液分泌量も減少しますが、刺激唾液の減少は安静時唾液と比較すると比較的少ないといわmushiba_ojiisanれています。
 義歯を使用している高齢者は多いものですが、適切に活用できていない例も多く、口腔機能や口腔衛生が劣悪な状態にある高齢者は比較的多いので、介護者は口腔内の衛生状態には注意が必要です。
 胃酸の減少や委縮性胃炎などで、胃の機能が低下している高齢者も多くいます。

-加齢による変化

関連記事

視力と聴力 筋肉と骨の老化

 人は年をとるとさまざまな身体的な変化(老化)が起きますが、介護者は以下のような主な老化に …

脳の老化

記憶力の低下が目立つように  脳の重量は20歳位で最大になり、その後は50歳位までは変化し …