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その他の疾患と介護

褥瘡と介護

できるだけ離床する

 褥瘡を予防するためには、寝たきりの生活を避けることが重要です。
 食事や排便の際に、確実に離床するだけでも徐圧効果が大きいといわれています。これ以外の時間でも昼間はできるだけ離床して座って生活するようにしましょう。

栄養状態を適正に

 job_eiyoushi褥瘡になりやすい2大原因は、寝たきりと低栄養だといわれています。低栄養状態は褥瘡を誘発し、治りを遅くします。
 離床して食事を摂るとともに、低栄養に陥らないようバランスが良く、適正なカロリーを摂取するよう介護しましょう。必要に応じて医師や管理栄養士などの専門家にアセスメントを依頼するのも効果的です。

患部を清潔に保つ

 患部(褥瘡部分)をできるだけ清潔に保つようにします。臀部に褥瘡がある場合には、おむつで排便していると清潔を保つことが困難なので、排便だけでもポータブルトイレなどでできるよう介護しましょう。これは離床(患部の徐圧)にもつながります。

 ※ エアーマットの使用について

 kaigo_bedエアーマットには分圧効果がありますが、寝返りが難しいという弱点もあります。
 寝がえりは身体への圧迫を分散させるのに大きな効果があるので、寝返りできる人であれば、エアーマットは使用しない方が良いでしょう。
 また寝がえりしても危険がないように、少し広めのベッドを使用した方が良いとされています。
 エアーマットは、全く寝返りができない場合に限って使用するようにしましょう。また全く寝返りができない場合には、シーツや衣服のしわやよじれ等が褥瘡につながることがあるといわれていますので、皺やよじれには注意が必要です。

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